ミユビゲラ(キツツキの仲間)が木をつつく野鳥動画図鑑のYouTube動画が18歳未満の視聴者に不適切と判断され、年齢制限された記録|再審査請求|備忘録

YouTube野鳥図鑑『野鳥動画図鑑』で公開中(2019年11月26日〜)の動画「ミユビゲラ(1)」について、「お客様のコンテンツに年齢制限を設定しました」との件名でYouTubeからメールが届き、管理画面へ行くと、有無を言わせずすでに年齢制限がかかっていました。YouTube公式の解説によると「ログインしていないユーザー、18歳未満のユーザー、制限付きモードを有効にしているユーザーには表示されません」とのことです。

▶️末尾に追記あり

 実際の動画は、キツツキの仲間であるミユビゲラという野鳥が、樹木をつついているドラミングの様子を収録した2分34秒ほどのものです。現在、年齢制限がかかった影響で、下記埋め込みでは直接再生できない状態ですが、年齢制限の定義に引っかからない方でしたら、YouTubeへ行くと再生することが可能です。

 何かの誤解じゃないのか、本当にこれで良いのか、と非常に疑問に思ったため、「再審査請求」が行えるというので手続きをしてみました。

 促された管理画面のページから、[確認を開始]へ進みます。

 「ポリシーに照らし合わせてコンテンツをご確認ください」とのことでYouTubeの「コミュニティ ガイドライン」について念押しされます。確認の上、[次へ]進みます。

 「再審査請求を行いますか?」とのことで[再審査請求を行います。この動画に年齢制限が適用されることに納得できません。]を選び、その下の[コメントを残す]欄には熟考した下記原稿を入力しました。

当動画はキツツキの仲間であるミユビゲラという野鳥が、樹木をつついている様子(ドラミングという)を収録したもの。

キツツキ特有の生態を映像で間近に観察できる。日本で唯一の生息地、北海道十勝地方でも観察記録が限られ、幻のキツツキと呼ぶ人さえいるミユビゲラの姿、しかもドラミングの動きと音を視聴できる。これらの点において、当動画は自然環境や生態系、生命などの分野を学ぶのに大いに役立つ有意義なコンテンツであると考えます。

なぜ、18歳未満の子ども達への視聴は不適切だと判断され、大人しか見れないようにしたのか、正直不明であり、とても理解に苦しみます。

逆にむしろ教育・教材として子ども達に積極的に観てもらいたい内容であり、年齢制限をかけるというのは、教育機会を奪うことになりかねないおそれすら感じました。

当動画はもとより、「野鳥動画図鑑」という当チャンネル全体の主旨・取り組みを精査、ご理解いただき、本件については今一度、再検討、再審査くださいますよう、切にお願い申し上げます。

 思いの丈を綴ってみましたので[送信]します。


 果たしてこの考えがYouTube側に伝わるでしょうか?


 実は最近、野鳥動画図鑑ではYouTubeのContent ID誤認識による「著作権の申し立て」も行われており、明らかに何の根拠もない誤った行為で、正直、辟易しております。

【追記(2022/6/28)】Content ID誤認識問題も解決しましたので、少しでも参考になればと別記事にまとめてあります。

▶️YouTube Content ID誤認識による「著作権の申し立て」への「異議申し立て」受理・解決の記録|備忘録

 AI任せなのか何なのか背景は分かりませんが、Google/YouTube側がきちんと精査し、正しい判断、行動をしていただいてけることを切に願っております…✍️


【追記】下記Twitterへのスレッド投稿の通り、その後、再審査請求の審査が完了し、無事に年齢制限が解除されました。「コミュニティ ガイドラインに違反していないと判断されました」とのことです。ありがとうございました。



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