カピバラとは?

解説
現存する齧歯目(ネズミの仲間)の中で世界最大の種です。半水生の生活に適応しており、指の間には部分的な水掻き(蹼膜)があります。目、鼻、耳が頭部の上方にほぼ一直線に並んで配置されているため、水面に浮かんだ状態でも周囲の状況を確認しやすい特徴があります。
食性は草食性で、主に水生植物やイネ科植物、樹皮などを採食します。社会性の高い動物であり、通常は10〜20頭前後の群れを形成して生活しますが、乾季には水場の周辺により大きな集団が集まることもあります。
基本データ
- 和名:カピバラ
- 学名:Hydrochoerus hydrochaeris
- 英名:Capybara
- 漢字表記:鬼天竺鼠
- 和名(別名):オニテンジクネズミ
- 分類
- 綱:哺乳綱(Mammalia)
- 目:齧歯目(Rodentia)
- 科:テンジクネズミ科(Caviidae)
- Mammal Diversity Database(ASM)の分類体系に準拠
- サイズ
- 全長(体長): 約100〜135cm
- 体重: 約35〜66kg
- メスの方がやや大型化する傾向が報告されている。
- 分布
- 南アメリカ大陸北部から中部を中心に広く分布し、ベネズエラ、コロンビア、ブラジル、ペルー、ボリビア、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン北部などに生息。主にアンデス山脈東側の地域に分布している。
- 生息環境
- 河川、湖沼、湿地、沼沢地、サバナなどの水辺に近い環境
- 保全状況:IUCNレッドリスト: LC(Least Concern:低懸念)
- 現在のところ広範囲に分布し、IUCNではLC(低懸念)に分類。一方で、一部の地域では狩猟や生息地の環境変化による局所的な個体数減少が報告されている。
- 補足・備考
- 「世界最大の齧歯類」「世界最大のネズミ」と紹介されることがある。
- 表記揺れ等:カピヴァラ
補足(トリビア)
現在、カピバラ属(Hydrochoerus)には一般的に2種が認められています。南アメリカに広く分布する大型の「カピバラ(Hydrochoerus hydrochaeris)」と、パナマ東部からコロンビア北西部、ベネズエラ西部の水辺環境に生息する、やや小型の「パナマカピバラ(Hydrochoerus isthmius)」です。
パナマカピバラは、日本語では「ヒメカピバラ」と紹介されることもありますが、カピバラの亜種ではなく、現在は独立した種として扱われています。
なお、日本の動物園などで見られるものや、一般的に単に「カピバラ」と呼ばれる場合は、通常は前者の大型種である「Hydrochoerus hydrochaeris」を指します。
動画
歌う動物図鑑
- カピバラ 世界最大の齧歯類 / Utarium(ウタリウム)
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歌詞

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